
洗濯機に洗剤と洗濯物を入れて、あとは洗濯機に全ておまかせ!という洗い方では汚れ落ちはあまり期待できません。
目に見える汚れが多少落ちたとしても、汗や皮脂等の目に見えない汚れは繊維の奥にくっついたままです。
落とし切れずに蓄積された汚れはいずれ臭いが発生する原因になるので、毎回のお洗濯でしっかりと洗い流しておきたいですね!
1回の洗濯でしっかり汚れを落とすには①予洗い②石けんの塗り込み③洗濯液へのつけ置き、の3ポイントを抑えることがとても大切です。
こうすることで汗や皮脂の頑固汚れを繊維の奥から徹底的に引き剥がすことができます。
本文ではそれぞれのポイントを押さる理由や実際のやり方についてを説明していきます!
目に見える大きな汚れは予洗い
まずは予洗いです。
泥汚れや食べこぼしなどの大きな汚れを洗濯前に事前に落とします。
これらを残したまま洗濯機で洗ってしまうと洗濯槽内で汚れが広がり、他の衣類を汚してしまいます。
泥であれば良く乾かしてからはたき落とすか乾いたブラシでこすって落としましょう。
食べこぼしは油を含むので、汚れた時に乾いた布で拭き取っておきます。
大きな汚れが落ちたら次は洗剤を塗り込みます!
シミや黒ずみは石けんを塗り込んで落とす
石けんは皮脂や泥、油汚れに強い洗浄力を発揮します。
泡の効果で繊維の奥に浸透し、界面活性効果で汚れを浮かせて剥がし、汚れを包み込んで再付着を防止します。
これは洗濯機内でも起こりますが、頑固な汚れには直接に塗り込むことでより強力に効果があります。
固形の洗濯石けんを水で濡らし、汚れた部分の裏側から塗り込みます。泡立ってきたら塗り込んだ部分の生地を良く手揉みして更に泡立てます。あとはそのまま洗濯機に入れ、つけ込みをスタートしましょう!
洗浄液に10分しっかりつけ置きする
つけ込みは汚れを落とす上で大切な工程です。
洗剤がどんなに強力でも汚れを分解する時間がないのであれば汚れは落ちません。
そこで洗剤が効果を発揮するまで一呼吸つけ置きます。
つけ込んでいる間に洗剤が汚れに作用して汚れを落とします。
洗濯機も衣類同士がぶつかることで汚れを落としている訳ではなく、原理は同じです。
普段の衣類であれば10分つけ置けば十分で、デニムや冬用の厚手な衣類であれば20~30分が目安になります。
10分つけ込んだら洗濯機のすすぎ2回コースで洗濯すれば完了です。
まとめ
衣類汚れは目に見えない汚れが多く洗濯機を信じるしかないと諦めている方多いと思います。
しかし目に見えなくとも、今回ご紹介した手順で洗濯をすれば頑固な汚れもしっかり落とすことができます。
汚れをきれいさっぱり落とすことを目指して、是非挑戦してみて下さい!