
バスタオルやハンカチなどのタオル類は汗・皮脂等の比較的強い汚れが付き易く、洗い切れない場合が多く発生します。
柔軟剤で香りを付けようとしても、香りが混ざりあってしまい不快な臭いになってしまうこともあり注意が必要です。
しかしそんなタオル類でも【お湯+石けん洗剤】で漬け込み洗いを行えば、臭いと汚れをしっかり除去することができます。
石けんは界面活性効果があり、繊維の奥の汚れまで浮かせて分解してくれます。
またお湯を使うと温かさで汚れが緩み、石けんの働きを補助してくれます。
それ以外にも予洗い等も行えばかなり洗浄効果を高めることができます!
本文では臭い残りし易いタオル類に的を絞った洗濯方法を詳しく説明していきますので、是非参考にして洗濯を行ってみて下さい!
予め水洗いして汗汚れを落とす
タオル類につく汚れは衣類と同じく汗や皮脂がほとんどです。
汗は水溶性の汚れなのですすぐことでタオルから溶け出させることができます。
お湯の残った湯船や洗濯機のすすぎ機能で十分です。
また泥汚れが付いている場合は、泥を乾燥させ叩いて落としてからすすぎましょう。
すすぎ終わったタオルはよく絞って洗濯本番に移行します!
お湯を使ってしっかり15分つけ置きする
次に皮脂を落とす漬け込みの工程です。
洗濯槽に必要量のお湯と石けん洗剤、石けん洗濯三種の神器(重曹・過炭酸ナトリウム・クエン酸)投入して良く泡立てます。
クエン酸だけは仕上げ時に必要なので柔軟剤ポケットにセットしてください。
洗剤がしっかり溶けたらタオルを入れて沈めます。
洗濯液から出てしまうと汚れが洗浄されませんので完全に沈めて下さい。
15分漬け込めば皮脂汚れもきちんと落ちます。
この時洗濯機の蓋を占めてしまうと自動で洗濯が進んでしまうので、蓋を開けておくか、洗濯機を一時停止させてください。
15分経過し漬け込みが終了したら洗濯機をスタートさせます!
すすぎ2回で汚れと洗剤を残さず流す
洗濯機は普通コース(すすぎが2回行われるコース)で洗濯しましょう。
すすぎ2回を行うことはとても重要です。
漬け込み時にタオルから引き剥がされた汚れは洗濯槽内を漂っています。
その汚れをタオルに戻さず流し去ってしまう為に必ず2度すすぎ工程を行います。
2度すすぎを行うことで汚れはなんと99%以上除去されます。
柔軟剤ポケットに入れたクエン酸は仕上げ時に投入され、残ってしまう石けんカスとタバコ臭などのアルカリ性汚れを除去してくれます。
脱水が終了したら雑菌を繁殖させない様に素早く干しましょう!
まとめ
何気なく行ってしまう日々の洗濯ですが、何気なくでは意外と汚れは落ちないものです。
タオル類は顔に触れる機会も多いですので、臭いや雑菌はしっかり除去したものを使いたいですよね!
今回ご紹介した石けん洗濯でご自宅のタオルをきれいに洗い上げて下さい!