
衣類から感じるかゆみは、洗剤の洗い残し以外にも洗剤が汚れ負けして油汚れになってしまったことにも原因があります。
洗剤の洗い残しは水温、水と洗剤のバランスが問題です。
汚れ負けは汚れと洗剤のバランスが問題です。
この2つの問題を解決するには、3つのポイントを押さえて洗濯をする必要があります。
①洗剤をお湯でしっかり溶かす
②すすぎ2回の通常コースで洗濯する
③洗濯物の汚れレベルで洗剤量を決める
【①②】は洗剤残りを防ぎ、【③】は洗剤の汚れ負けを防ぎます。
【③】が難しく感じられますが、安心して下さい!
本文ではそれぞれのポイントをどうやっていけば良いかを詳しく説明していきます!
洗剤はお湯に溶かして良く泡立てる
特に粉末洗剤を使っている場合、洗剤の溶け残りは発生し易いです。
そこでお湯を使って洗剤を予めよく溶かすことが大切になります。
一番良いのはお湯を使ってお洗濯することなのですが、洗濯機用の蛇口から温水が出る家庭は少ないと思います。
ですのでお風呂からバケツ1杯のお湯を汲み取って、そこで洗剤を溶かしましょう。
1杯分で溶け残ってしまった場合は溶けた分を洗濯槽に投入し、再度お湯を汲みましょう。
しっかり洗剤の溶け込んだ洗濯液は泡立ちも良く、洗浄効果を高めることにも繋がります!
すすぎ2回で洗剤残りゼロへ
洗濯機が汚れを落とす構造は、洗剤で衣類から分離させた汚れを水で薄めて流すことです。
決して衣類同士がこすれ合って汚れが落ちているのではありません。
洗濯機の通常コースであれば【洗浄1回とすすぎ2回の計3回】汚れを薄めることができます。
最終的に残る汚れは0.5%未満になります。
これが時短コースですすぎ1回になるとこれが3%で止まってしまうのです。
洗剤は汚れに負けると油に戻る
洗剤の主成分は油です。
成分表示を見ると「脂肪酸○○」と記載されていて、脂肪酸とはつまり油です。
通常であれば汚れを引き剥がすのが洗剤の持つ効果です。
しかし汚れの量に対して洗剤が少ないと、分解途中で洗剤の効果が無くなり洗剤が油に戻ってしまいます。
油となった洗剤は衣類に付着し、洗い上がりがベタベタになってしますのです。
洗剤の量は汚れ具合で判断します。
男性は特に皮脂と汗の量が多いので洗剤は常にキャップ1杯の最大量を使いましょう!
2回のすすぎも忘れないでくださいね。まとめ
日々着る衣類でストレスを感じてしまっている方は紹介した3つのポイントに注意して洗濯をしてみて下さい。
洗剤や汚れ残りが無くなりますので是非おすすめです!
一人分でも家族全員分でもしっかり衣類を洗い上げることが可能です。
洗い終わった洗濯物はすぐに干すことも忘れず心掛けて下さいね!