
洗剤は商品によって粉末・液体と形状が違うものが様々存在していますよね。
最近ではジェルボールも普及してきました。
しかしその違いは何かと聞かれると、正直見た目だけの違いなんじゃないかと思っている人も少なくないでしょう。
でも実際には色々な違いがあります。
まず粉末と液体ではそれぞれ液性が違います。
液性とは水に溶かした時、その水溶液が酸性・中性・アルカリ性のどれになるかを示すものです。
そして粉末洗剤はアルカリ性、液体洗剤は中性の液性となる商品がほとんどです。
必ずではありませんが、実際商品を確認したところ、そうであることが多いです。
またコスパの面では粉末洗剤の方が安いです。
これは普段の感覚で気づいている方もいるでしょう。
ただし一度の洗濯に使用する洗剤量は、洗濯物の量ではなく汚れ具合で変わりますので一概には言えません。
見た目だけが違うのかと思ってしまう洗濯洗剤ですが、実は中身も違うんですね。
また合成洗剤か石けんかでも違いがあります。
洗濯は家事の中でも頻度が多いので、その違いやコストをしっかり把握したいものです。
本文ではそんな洗剤達の違いについて詳しく説明していきます!
また洗濯石けんも固形・粉末・液体で使う場面が変わります!
液体洗剤は中性で粉末洗剤はアルカリ性が多い、石けんはどちらもアルカリ性
アタックやトップなど、誰もが知っている液体合成洗剤の液性は中性です。
中性であれば中性域を除いて、酸性とアルカリ性の幅広い汚れに対して洗浄効果が期待できます。
しかし対応できる範囲が広い分、洗浄効果がイマイチです。
「広く浅く」と思って貰えれば大丈夫です。
その為合成洗剤には酵素や合成界面活性剤等が様々添加されているのです。
また粉末の合成洗剤ではアルカリ性の商品が多く見受けられます。
アルカリ性は汗や皮脂に代表される酸性の汚れに強いです。
液体洗剤とは逆に「狭く深く」ですね。
しかし運動着や仕事着等、酸性の汚れが多いのでそれら洗うには持って来いです。
粉末洗剤は液体洗剤と液性は違くとも、液体洗剤同様に洗浄力を補う添加物が入っています。
石けんの場合は石けん自体がアルカリ性ですので、粉末・液体に関わらずアルカリ性となります。
合成洗剤は液体よりも粉末の方が安く、石けんは合成洗剤よりも高い
価格面の違いを見ると合成洗剤では粉末の方が量当たりの価格が安いです。
これは単純に製造コストの問題が関係しています。
パッケージは紙箱を使い、使う際もスプーンで計量、冷たい水に溶けにくい、と使う手間もあります。
液体洗剤は予め水溶液になっており季節を問わず使い易く、パッケージのデザインもコストが掛かっている、点などから割高です。
石けんが高くなってしまっているのには製造量の問題があります。
現在製造される洗剤の95%は合成洗剤で石けんは残りの5%分しかありません。
一度にたくさんの洗剤を作った方が、製造コストが抑えられるため、石けんは割高になってしまうのです。
しかし石けんで洗った際の仕上がりは合成洗剤よりも良いので、どちらを好むかはあなた次第!
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まとめ
見た目だけでは気付くことができない洗剤の特性についてご紹介しました。
洗浄力は大切ですが、洗濯は家事の中でも頻度が多いので家計を考えてコスパも気にしたいところです。
汚れ落ちや洗い上がりの良さでは断然石けんがおすすめなのですが、価格が若干高いのが珠にキズですよね、、、
でも一度は試しに石けん洗濯をやってみて下さい!
石けんの洗浄力に驚くはずです!