
男女問わず悩む人の多い肌のかゆみの原因が普段何気なく行っている洗濯にある可能性があります。
実は衣類につく汚れは食べこぼしや泥汚れなど目に見えるものはほんの僅かなのです。
ではなにが多いのかと言うと無色透明で分かりにくい皮脂や汗です。
この目に見えない汚れ達は繊維の奥まで頑固に染み込んでいます。
それを分解する為に合成洗剤もよりパワフルに進化してきました。
その結果として洗い残しが発生してしまった場合に、強力過ぎる洗剤が肌に悪影響を与えてしまうのです。
もちろん肌荒れ全ての原因が洗濯洗剤にあるわけではありませんし、しっかり洗い流せば問題はないでしょう。
しかし食品では添加物の多さに世間の目が厳しくなっている現代において、肌に直接触れる衣類の洗剤にたくさんの添加物が含まれていて良いのか疑問ですよね。
その点石けんは天然成分でできており添加物も含まれませんので安心です。
本文では合成洗剤が肌に与える影響、石けんを使うメリットや注意点を詳しく説明していきます!
合成洗剤と石けんの違いについてはこちらのページで説明しています
目次
合成洗剤で肌が荒れるのはその分解力の高さが原因!
すすぎ1回だと洗剤が残ることもある
ここ数年洗濯洗剤は洗浄力の強い新しいものが次々と発売され、まさに戦国時代です。
より短い時間・より少ない水・より強い洗浄力と三拍子揃った使い勝手の良い洗剤が増えてきました。
しかしその強力な洗剤はきちんと落とし切らなければ、触れた皮膚がかぶれたりしてしまいます。
ダメ押しで時短と節水が加わることで、洗剤を落とし切る十分な時間と水量を削ってしまっているのです。
洗剤で汚れを分解し、何度も洗い流して薄めていく工程が洗濯です。
その為に2度のすすぎが通常コースでは設定されているのです。
つまりは時間と水量はケチってはいけません!
時間のない現代人にとっては非常に助かる合成洗剤ですが、分量や洗い方の間違いによって洗剤を洗い残すリスクは増えているのが現実です。
洗浄力を高める薬品や添加物が肌に悪影響
合成洗剤の中にはタンパク質分解酵素を含んでいるものがほとんどです。
衣類汚れの多くはたんぱく質で出来ている皮脂だからです。
ですので汚れの分解には大きな効果を発揮してくれます。
しかし洗剤が洗い残ってしまうとこの強力な分解酵素が肌にもダメージを与えて、肌荒れを引き起こしてしまいます。
洗い残しを無くすためには洗濯機を使う際に時短のすすぎ1回コースではなく、通常のすすぎ2回コースを使う様にしましょう!
分量を守った洗剤を使用していれば、たっぷりの水で2度すすぎを行えば洗剤が残ることはほぼありません。
石けんの成分は全て天然素材で安心安全!
石けんの洗浄力は合成洗剤に全く引けを取りません。
その上使用される素材は全てが天然素材です。
石けんは水温20℃以下だと溶けにくい!
また石けんは単体だと働きが鈍くなるので、一緒に使うサポートアイテムがあります。こちらで紹介しているのでチェックしてみて下さい!
⇒ 石けん洗濯には重曹・過炭酸ナトリウム・クエン酸を使おう!